その理由は、・・・。
あなたは、腐った珈琲を飲み続けているかもしれない。
いや、断言しよう。
多くの日本人が飲んでいる珈琲はほとんどが腐っている。
珈琲豆は、たとえ焙煎してあっても生の食品であり、
一ヶ月もすれば、内部から腐敗が進むのである。
残念ながら真空パックであっても変わらない。
そもそも珈琲豆とは、珈琲の実の中にある種子のことだ。
そう、珈琲豆は、農作物なのだ。
当然、腐るとおいしくなくなり、
腐った食品は、食べると気持ち悪くなる。
ただ、珈琲は独特の強い香りを放つため、
腐っていてもごまかしが効く。
繰り返すが、珈琲豆は、生の食品であり乾物ではない。
一見乾いているように見えても、焙煎後も内部で熟成が進むのである。
それは粉の状態に挽いた後でも同じである。
成分が酸化し始めるのだ。そして、やがて、腐り始める。
珈琲の生豆がいくら高級でも、名人が焙煎していても、
焙煎後1ヶ月以上経過した豆は、ほぼ腐り始める。
私に言わせれば、それは珈琲ではなく、
ただの腐った食品である。
このことに気づいていただきたい。
今まであなたが飲んできた
「気持ち悪くなった珈琲」「酸味の強い珈琲」は、
古くなった珈琲だったのかもしれない。
販売経路、流通の都合上、
1ヶ月以上経過した豆は廃棄するわけには
なかなか行かないのも事実である。
結論を言うと、
あなたが、古い豆を買い続ける以上、
プレミアムで高級な珈琲の世界にはたどり着けない。
そして、私は、妥協を捨てることによって、
プレミアム珈琲を世に送り出すことができたのである。
では、私は最高の珈琲を目指すために、
何にこだわり、何を捨てたのか。